ペットドック、いろいろわかってよかった

チワワのあれこれ
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2023年11月、政宗が初めてペットドックを受診しました。
より踏み込んだ健康診断「人間ドック」のイヌバージョンが「ペットドック」です。
政宗は心臓病を患っていて、定期的に心臓のエコーで経過観察をしていますが、前回の定期健診で

「腎臓に少し影響があるような数値がでているので腎臓の検査をお勧めします。ペットドックを利用すれば割安で受診できますよ。」
と助言をいただき、今回初めてペットドックを受診することになりました。
以前から存在は知っていて気になっていたものの、具体的にどういうことをするのか全く知りませんでした。
今回ペットドックの受診にあたり、予約、検体の準備、当日の流れ、結果報告といった、日常にはない経験をしました。
値段はそこそこかかり、難関も色々ありましたが、何とか無事終わり、政宗のことが色々わかりました。

そこで、今回ウチのチワワ部が体験したペットドックについてご紹介します。
ペットドックのおおまかな全体像がつかめるのではないかと思います。

尚、人間ドックと同じく、検査内容や金額など、具体的な内容については病院によって異なると思いますので、詳細につきましては受診予定の動物病院にお問い合わせください。

予約

ペットドックを受診するには予約が必要です。
日帰り入院となり、朝預けて夕方お迎えする流れです。
今回受診した病院ではペットドックのプランが「お手軽コース」「基本コース」「しっかりコース」の3種類ありました。

プランと日にちを指定して予約し、お迎え日時や注意事項が記載されている予約票と採尿キット(スポイトと検体容器)を受け取り、予約完了です。
予約方法やプランなどが異なると思いますので、実際には受診予定の病院で詳細を確認お願いします。

政宗の場合

選んだプランは基本コースです。
政宗は心臓病の検査も一緒に実施するので、心臓エコー検査をオプション追加しました。
主治医がいる日のなかで日程調整をし、無事予約できました。
ほぼ希望の日にちで予約ができるとは聞いていましたが、予約完了までは落ち着かなかったです。
予約は電話でもできるようですが、ちょうど病院近くに出かけたのでその時に立ち寄り、窓口で予約しました。
すると、受診日が書かれた同意書のようなものと、採尿キット(検体容器とスポイト)をもらいました。
受診当日の朝、尿と便を採取して提出する必要があります。
電話予約しても、受診日までに1度は病院に行かないといけなかったみたいです。
予約をして一安心、あとは当日を待つばかり、かと思いきや・・・検体の採取は少し手こずりました。

その話は次の章で。

検体の準備

検体は受診当日の尿と便です。
尿、便、それぞれどのように採取するのか病院で教えてもらい、受診当日まで何度も頭の中でシミュレーションしました。
初めてのことなので、検体採取のことを考える度に不安で勝手に緊張していました。
尿と便、それぞれの検体採取方法をご紹介します。

尿の採取方法

いつものトイレに敷いてあるトイレシーツを裏返しにします。
そうすれば、おしっこが吸収されずにシーツの上に残っているので、それをスポイトで吸って検体容器に入れれば完了です。

トイレシーツを使用していない場合は、トイレにチラシやビニールなど、水分を吸収しないものを敷いておくといいと思います。
おしっこした直後、すぐに採尿できるようにそれまでの行動は見守れる場所にいたほうがいいですね。
もし散歩中にしかおしっこをしないという場合は、この方法は適用できないので紙コップでの採取になると思います。

政宗の検体採取 -尿-

政宗は、朝おしっこをするタイミングが大体決まっているので、何度か採尿のチャンスはありました。
 ・朝起きてすぐ。リビングのトイレで政宗琥珀の順番におしっこする。
 ・散歩中、1~2回おしっこする
 ・朝食後すぐ、おしっこする
 ・くつろいでいる間、1回はおしっこする
 ・車から降りてすぐ、おしっこする
これだけ採尿チャンスはあるし、1週間前くらいから頭の中でシミュレーションをしていたものの、失敗してはいけないと思い、採尿できるまで緊張しました。
散歩中に採尿しなきゃいけない場合も考えて紙コップを用意しておいたり、検体容器に入れるまでの段取りをイメージしたりと、ペットドック当日までそわそわしていました。

前日の夜、みんな寝室に入って行ったのを確認して、リビングにあるトイレのトイレシーツを裏返しにしておきました。
朝起きて、寝室のドアを開けたら、政宗が寝室からリビングに向かいました。

直後にみぃさん琥珀を抱っこしてリビングへ移動したときには、政宗がさっそくトイレでおしっこをしました。
トイレシーツ裏におしっこがどんどん溜まっていきます。
おしっこ終わりに、溜まったおしっこを政宗が踏まないように、琥珀を抱っこしながら政宗トイレの外に誘導しました。
琥珀は、いつもと違う状況に違和感を覚えていたのかきょとんとしていましたが、おとなしくしてくれていました。
政宗のおしっこをスポイトで吸引して検体容器に線まで入れて、無事採尿成功、そして琥珀を抱っこから解放。

琥珀、協力ありがとう!

便の採取

便は、袋に入れて持ってきてください、とのことでした。
家でうんちする場合は、トイレに落としたものを回収すればいいですね。
外でうんちする場合は、砂や草などが付着しないようにフンキャッチャーを使用するか、袋を手に巻いて直接キャッチする、
または、着フン付近に清潔な敷物を敷いてそこに着地した便を回収するのかなと思います。
だいたい決まったタイミングでうんちをする場合は、そろそろかなと準備できると思います。
不意にうんちをする場合は、採取チャンスを逃すまいとこまめに観察していないといけないと思いました。

政宗の検体採取 -便-

政宗のうんちタイミングはだいたい決まっています。
採取チャンスは2回。
 ・朝散歩中にうんちする
 ・車から降りてすぐうんちする
ウチのチワワ部では、袋を手にかぶせて直接キャッチしているので、キャッチを失敗しなければ採取成功です。
たまに、段差のあるところでうんちをすることがあり、足が段下だとお尻と地面との差がほぼなく直接キャッチが難しいこともあります。

また、みぃさんが袋の準備に手間取っていると、さっさとうんちしてしまうとなど、たまに直接キャッチをを失敗します。
採取チャンスは2回なので、できれば1回目で成功させたい。
でも、あまり気負いすぎると絶対に失敗するのがみぃさんです。

なので、いざ散歩に出かける時はいつも通りに散歩に出かけ、いつも通りに採取、成功しました。
成功したときはものすごく安堵し、やっとプレッシャーから解放されました。

当日の流れ

当日の朝、ゴハンは食べられません。
検査中、食事ができるタイミングに病院でゴハンを食べさせてくれるので、いつも食べているゴハン1食分を持っていきます。

予約時間の朝10時頃病院に到着。
体重測定、簡単に触診、問診をして、用意したゴハンと一緒にいよいよお預け、しばしのお別れです。
お迎えの時間までは何もありません。
16時頃、病院へお迎えに行き、レントゲンと超音波検査の画像から確認できたことを教えてもらいます。

すべての説明を受け、政宗を診察室に連れてきてもらい久々の対面、検査は終了です。
政宗、頑張りました。ありがとう!
最後にお会計、ペットドックの基本料金は26,400円でした。

政宗の当日

政宗にとって、ゴハンは1日のうちで一番楽しいイベントです。
だから、朝ゴハンを抜くというのはかなり試練でした。
今回琥珀はペットドックを受診しないので、琥珀だけ朝ゴハンを食べます。
琥珀の朝ゴハンをどこでどう実施するか?
いつも通りにゴハンを食べるとなると、政宗の目に付いてしまいます。
それは政宗にとって生き地獄にも匹敵するくらい、あまりにも過酷です。

いろいろ考えた末、政宗がいつもくつろぐ場所から一番離れた、対角線上の先端にある玄関で実施することにしました。
朝散歩から帰ってきた後、玄関近くに、袋に入れた琥珀のゴハン1食分とゴハン容器を用意しておきました。
そして、いつもの朝ゴハンより少し早めの時間、政宗が寝ている隙に琥珀を抱きかかえて1階へ移動。
事前に用意しておいたドッグフードを器にいれます。
カラカラカラ~♪
周りが静かなので余計に音が目立ち、ハッとなりました。
政宗がいる場所からここまでにはドアと階段があるので、政宗がここまで来ることはできませんが、ゴハンのニオイや音に政宗が反応しているかもしれないとドキドキでした。
琥珀がゴハンを食べる音も気になりましたが、もうこうなったらさっさと終わらせて戻り、何事もなかったかのようにふるまうしかありません。

5分くらいで琥珀の朝ゴハンが終わり、政宗のもとへ戻りました。
政宗、寝てました。よかった~。
でも、そのすぐあと、いつもの朝ゴハンの時間帯にはそわそわし始め、ジーっとみぃさんの顔を見ていました。
ここはみぃさん、病院へ出発するまでほぼ無視です。

病院にお預けしてからお迎えするまでは、政宗が頑張っていることを考えると気が気ではなかったです。
集中して何かをすることはできずにいました。

なので、集中しなくてもいい掃除やちょっとした片付けをして過ごしていたら、意外とあっという間でした。

今回の目的はいつもの心臓病定期検診と腎臓の検査でした。
初見では深刻な病状ではないらしく、よかったです。
それでも、たくさんの症状がみられたらしく、色々説明を受けました。
 ● 心臓の症状はは前回とほぼ変わらず、現状維持。
  腎臓の大きさに左右差10%以上ある。

  通常小さいほうが異常と見る。
  ただ、今すぐ何かをしないといけないということではなく経過を見ましょうというレベル
 ● 腎臓にボコボコとくろいのがある。

  蜂の巣状だとガンの疑いだけどそうではないので加齢によるものと思われる。血液検査の結果を見て判断しましょう。
 ● 軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)

  喉にある鼻と口を分けるやつが通常の3倍ぐらい長い。加齢によるものでしょう。
政宗はシニア犬なので、老化による衰えはあります。
でも今は生活に支障のない程度だったことが分かったので、今後しっかり見守っていきたいと思います。

ゴハンと薬は14時頃に食べさせてもらったそうで、夜ゴハンは6~7時間は間をあけるように言われました。
なので、ほぼいつもと変わらない時間帯に夜ゴハンが食べられるので特に問題なかったです。

かかった費用は、オプションで心臓エコー検査4,360円と心臓病の薬代(処方含む)14,400円をプラスして合計約5万円でした。

結果報告書

受診から2週間くらいで、結果報告書が郵送で送られてきます。
人間ドックを受診された経験がある方は、その検診結果と同じようなものです。
検査項目すべての結果が書かれているのでかなりの情報量です。

各検査結果の数値と全体評価、今後のプランが詳しく記載されています。
今抱えている不具合と今後どのように付き合っていくか、改善したほうがいいことがないか、などがわかります。

政宗の結果報告書

「2023ペットドック 結果報告書」というタイトルで、政宗の顔写真付きの立派な冊子でした。
送られてきたのは受診から1か月ほど経った頃でした。
通常よりちょっと遅かったようで、遅くなったことに対するお詫び文が添えられていました。
表紙の写真はペットドック中に病院で撮影したものだと思いますが、顔の表情は家にいる時よりはるかに緊張感があるので
政宗は大変な思いをしたんだろうということが想像できます。

今抱えている不具合は次の通り。
● 初期の白内障  軽度の歯肉炎  両膝の脱臼  カリウムの異常  軽度の軟口蓋過長症
軽度の胆泥症  肝臓の不整   初期の腎不全
結構ありました
😭

心臓・腎臓用フードへの切り替えの助言いただき、早速切り替えました。
肝臓は心臓と同じく定期的に経過観察が必要になりました。
白内障に関しては、ここ1年で目が白っぽくなってきたのでうすうす覚悟はしていたことでも初期とわかって少し安心しました。
脱臼は子供のころからのもので、普段気を付けていることなので引き続き気をつけようと思います。
胆泥症という病気は今回初めて知りましたが、軽度なので来年また確認しましょうとのことでした。

あとがき

ペットドックを受診するということは、一大イベントでした。
みぃさんは不器用だし、初めて経験することに対してかなりナーバスになるので、当日の準備が一番大変でした。
検体採取に失敗したらどうしようという不安と緊張感や、朝ゴハン抜きを実現するための必死の取り組みで、病院に行く前、すでに心身ともに疲れ果てました
😅
でも、いろいろ工夫しながらなんとかやりくりして、久々に脳みそ使った気がします。
疲労感もありますが、それ以上に無事終わった安心感が大きいです。

今回受診したペットドックを通して、日頃見ている見た目の状態とは違う、見えない部分を確認できた、改めて政宗を知ることができました。
そして、ライフスタイルを見直し、正しい日常に軌道修正することができました。
不慣れな当日のバタバタや大きな出費はありましたが、大切な家族の状態を知るいいきっかけになり、受診してよかったです。

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