大学三大駅伝その2　全日本大学駅伝

10月は箱根駅伝予選会や、全日本大学女子駅伝もありました。
そして11月に入ってすぐ、全日本大学駅伝があります。
毎年11月第1日曜日に開催されるこの大会、今年は2023年11月5日（日）です。
大会の正式名称は「秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会」
キャッチフレーズは「伊勢で決まる、日本一。」

全日本大学駅伝は、1937年～1948年に「参宮駅伝」として人気だった東海学生駅伝を再生しようとする動きの中で
日本の中心に位置する東海エリアで大学駅伝日本一決定戦を開催しようということで1970年から始まったようです。
今年は第55回大会です。
8時10分に愛知県の熱田神宮をスタートし、三重県の伊勢神宮でゴールする、8区間全106.8kmのコースを27チームで争います。
区間平均距離が13.35km、最長区間が8区19.7kmです。
※全区間の距離についてはこちらの記事をご覧ください。
各区間、それぞれ異なる特徴を持つコースなので、最後までどんなドラマが生まれるのか、目が離せません。

全日本大学駅伝では、駒澤大学が2020年から3年連続優勝しています。
そして、今年9月に開催された大学三大駅伝の1つ出雲駅伝では、駒澤大学が優勝しています。
今年も駒澤大学はノリに乗っている雰囲気です。
ここからは超個人的な見解になりますが、
勢いがある中央大学、安定感のある國學院大学、作戦が功を奏せば青山学院大学もくるかもしれないし、
もちろん関東以外の大学も楽しみで、結局は走ってみないとわからないです。
中長距離走の魅力の1つでもある、ラストスパートやごぼう抜き、細かな駆け引きや仕掛けなどから
今回も様々なドラマがみられるのではないかと今からワクワクしています。

全日本大学駅伝は11月5日（日）朝7:45～TV観戦できます。
地上波はテレビ朝日系列で生中継、ネットはTVerでLIVE配信されます。
今年は現地観戦ができるので、お近くの方はご都合があえばお出かけされるのもいいですね。
選手の心意気を肌で感じられると思います。
毎年選手それぞれのレースに対する情熱にワクワクします。
今年もそれを見られることがとても楽しみです。