チワワ部 政宗の心臓病定期検診(2026年4月〜5月)— 不動の腎臓がついに稼動、訪れた小さな希望の兆し

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政宗は心臓病を患っています。
病名は「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」です。
僧帽弁閉鎖不全症については、まとめた記事がこちらにあります。
病気の宣告を2021年5月17日に受け、不定期ですが病状についてレポートしています。
第1弾:2024年7月
第2弾:2025年10月
第3弾:2025年12月
第4弾:2026年1月~3月
今回第5弾は、一進一退の病状を報告します。

◆2026年4月16日 咳の増加と運動量の悩み、そして効いてくれない薬。

前回の検診から約1ヶ月。
課題だった「サムスカ」の投与に向けて調整が整い、
少しホッと胸を撫でおろしていたところでした。

政宗はしばらく呼吸が落ち着いていて、
元気にごはんを食べてくれていたのですが、
検診の前日あたりから咳が目立つようになってきました
「カッ、カッ」とのどを詰まらせるような咳が1分ほど続き、
苦しそうな表情を見せることもあります。
今日の病院でも、待合室でずっと咳をしていて心配になりました。

でも、しっかり食べているおかげか、体重は3.3kgと良好!
ただ、家でテンションが上がってはしゃぐと咳が出たり疲れたりしてしまうので、
お散歩はお休み中。
そのせいか、後ろ足の筋肉が少し落ちてきてしまいました。

主治医からは「様子を見ながら歩かせてみましょう」とアドバイスをいただきましたが、
お散歩に行くと嬉しさのあまりはしゃぎ過ぎてしまいます。
短時間で切り上げるのもかえってストレスになりそうなので、
外へは抱っこで連れ出し、家の中で自然にはしゃぐくらいで様子を見ることにしました。

聴診では、左の心臓音から若干タンが引っかかっているような音が確認され、
これが咳の原因ではないかとのこと。
詳しく調べるため、超音波検査と血液検査を実施しました。
結果はあまり芳しいものではありませんでした。

  • 左心房の拡大:左心房が大きくなって大動脈を圧迫している状態です。
  • 心臓の大きさが限界値:サイズ自体は前回と変わりませんが、大きさが頭打ちになっていることから、おそらくこれが政宗の限界値だと考えられます。
  • 逆流量減少だけど…:血液の逆流は減っていましたが、これは送り出す力自体が弱まっているためで、「逆流が減ったから良かったね」とは言えません。
  • 咳の原因は心臓病かアレルギー:血液検査の数値から感染症(炎症)ではないと判明。心臓病かアレルギーのどちらかによる咳に絞られました。(心臓病の咳にしては比較的軽度ですが、確定診断は難しいところです)。
  • 利尿薬がうまく機能していない:これだけ腎臓に負担がかかるお薬を飲んでいるのに数値が悪化していないのは、利尿薬がうまく効いていないのかもしれません。

そこで今回は、服用中のお薬「アプカード」を0.75錠から1錠に増やし、
腎臓がしっかり働き始めるかどうか2週間様子を見ることになりました。


【お薬スケジュール】

時間薬剤数薬剤名
 4:004種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン、アムロジピン
 8:001種類アプカード
12:003種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン
20:004種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン、アプカード

◆2026年4月30日 この咳、本当に心臓病から?抗生剤を試してみる!

アプカードの量を増やして2週間が経過しましたが、
咳が途切れず出ている状態が続いています
体重も3.12kgと少し減少してしまいました。
連日の咳で体力を奪われているのかもしれません。

聴診では肺自体は元気そうとのこと。
薬の効果を確かめるために超音波検査と血液検査を行いました。

結果は相変わらずうっ血がひどい状態
でも、主治医がそれ以上に気になったのは、止まらない咳でした。
「うーん、心臓病の咳にしては少し音が軽いんですよね。
かなり体力を奪われて厳しいはずです。
もしかしたら気管支炎かもしれないので、
抗生剤を使ったら意外とスッと治まるかもしれませんよ」と。

一刻も早くこの咳を楽にしてあげたいので、
これまでの薬に加えて抗生剤「ビブラマイシン」が新しく処方され、
もう2週間経過を観察することになりました

◆2026年5月14日 こんなに元気なのに数値はワースト、体内の水分を出すためサムスカ投与開始!

抗生剤を試してみたものの、相変わらず「コンコン」と高い音の咳が続いていました。
おしっこの量も変わりません。

今回も超音波検査と血液検査をしました。

検査の結果はこれまでで一番悪い結果となってしまいました。
左心圧は高くうっ血もひどいまま、心臓の大きさも限界値のままで、
その他の数値も最悪。
腎臓の数値が変化しないことからも、
やはり利尿薬が十分な効果を発揮できていないことが伺えます。


主治医曰く、
咳以外はとても元気に過ごしているのが不思議。だからこのコの場合、急にガクッと元気がなくなって肺水腫になる可能性が高いです。一刻も早く体内から余分な水分を外に出さないといけません。」とのこと。

咳が止まらないのは気になりますが、数値が厳しい以上、
体内の水分を排出することを優先しないといけない状況です。
ということで、いよいよ「サムスカ」の投与を開始することになりました

これから水分がどんどん体外に排出されるため、
お水を切らさないようにすること、
ただし一気にがぶ飲みさせないように注意しながら見守っていきます。

【お薬スケジュール】

時間薬剤数薬剤名
 4:004種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン、アムロジピン、サムスカ
 8:001種類アプカード
12:003種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン
20:004種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン、アプカード

◆2026年5月28日 腎臓の数値が悪化!?いいえ、それが効いている証拠です!

前回の検診後、通院の疲れが出たのか2日ほどごはんを食べない日がありました。
でもその後はすっかり元気を取り戻し、
ごはんの時間になると「メシ!メシ!」と言わんばかりに大はしゃぎ。
心臓病であることを忘れてしまうほど楽しそうにはしゃいでいます。
咳は相変わらず続き、時々のどを詰まらせて振り絞るように咳き込むことがあります。

おしっこの量はしばらく目立った変化がありませんでしたが、
ここ3日ほどで少しずつ増えてきました。

サムスカを服用し始めて2週間、
循環器検査・超音波検査・血液検査を行い、
政宗の体内でどのような変化が起きているかを確認してもらいました。

検査の結果、腎臓に関する数値が悪化していました!
これは、ようやく腎臓が動き出し、負担がかかり始めた(利尿作用が働き始めた)
という決定的な証拠です。

悪化ですがいい傾向!
サムスカの服用により、政宗の体内からようやく余分な水分が抜け始めたのです。
これまで不動だった腎臓が反応を示してくれて、少しホッとしました。

心臓の数値は前回とほぼ変わらず、悪化の進行が停滞していると判断できました。
間違いなくサムスカの効果が現れているため、
次回からはサムスカの量を2倍(0.1→0.2)に増量することになりました。
一方で、以前増やしていたアプカードは1日2回から1回へと減量になります。

これからさらにおしっこの量が増え、喉が渇くようになるため、お水の管理には一層注意して過ごしていきます。

【お薬スケジュール】

時間薬剤数薬剤名
 4:006種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン、アムロジピン、アプカード、サムスカ
12:003種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン
20:003種類フォルテコールプラス、ピモハート、スピロノラクトン

◆政宗と過ごせる一瞬一瞬を大切に

どんどん咳が酷くなっていくのは本当につらいですが、
ずっと課題だったサムスカの導入は本当に大きな一歩でした。
これからしっかりと水分を排出して、
政宗の身体への負担が少しでも軽くなってくれることを願うばかりです。

ごはんの時間になるとテンションが上がって、
無邪気でとびきりの笑顔ではしゃぐ政宗。
その姿に愛おしさと安心感を覚える一方で、
「心臓に負担がかかっていないかな」とハラハラしてしまいます。

でも、政宗と一緒に過ごせるこの一瞬一瞬は、何にも代えがたい大切な宝物です。
これからも大好きな政宗の笑顔を守れるよう、しっかり寄り添っていきたいと思います!

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